半導体製造装置事業における国内主要拠点全てで
使用電力を再生可能エネルギーに切り替え
2021年7月15日
TOWA株式会社は、2021年7月より国内主要拠点(半導体製造装置事業)で使用する全ての電力を再生可能エネルギー由来の電力に切り替えます※1。
対象となる拠点は、本社・工場(京都府京都市)、京都東事業所(京都府綴喜郡宇治田原町)及び九州事業所(佐賀県鳥栖市)で、これらの拠点が年間に使用する約12,000MWhの電力全てを再生可能エネルギー化することで、年間約4,000トンのCO2排出削減を見込んでいます。
当社はこれまで、半導体モールディング装置のリーディングカンパニーとして数々の技術革新を生み出すとともに、モールディング工程における樹脂使用効率の向上(廃棄プラスチックの削減)を行ってまいりました。なかでも、TOWA独自技術のコンプレッション成形方式は100%の樹脂使用効率(廃棄プラスチックゼロ)を達成し、他の方式を採用した装置と比べおよそ6割強の二酸化炭素(CO2)の削減が可能です※2。また、現在増築中の京都東事業所の新棟に太陽光発電システムを設置し必要な電力を賄うなど、脱炭素の実現に向けた様々な取り組みを行っております。
当社は、現在推進中の第3次中期経営計画において、「コーポレートガバナンスの充実とSDGsの取組みにより企業価値の向上を図る」を基本方針の一つに掲げており、これからも、当社に関わる全ての人々の健康と安心、そして地球環境への配慮を怠ることなく、ものづくり企業として技術革新を世に送り出し、社会と企業がともに成長できる活動を積極的に進めてまいります。
- 本社・工場および京都東事業所につきましては、関西電力株式会社の「再エネECOプラン プレミアム」に加入し、水力発電による電気を使用しております。
九州事業所につきましては、株式会社ナンワエナジーのトラッキング付非化石証書(*)を活用したプランに加入し、太陽光発電による電気を使用しております。
(*)太陽光などの再生可能エネルギー由来で、政府によって発電設備に関する属性情報が追跡された非化石証書 - トランスファ成形方式の装置との比較(当社調べ)
以 上
本社・工場(京都府京都市)
京都東事業所(上)及び現在増築中の新工場完成予想図(下)(京都府綴喜郡宇治田原町)
九州事業所(佐賀県鳥栖市)
今回の取り組みを通じて特に貢献可能なSDGsの目標
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今回の取り組みを通じて特に貢献可能なSDGsの目標