サステナビリティ・リンク・ローン契約締結に関するお知らせ

2022年8月31日

 

   TOWA株式会社(代表取締役社長 岡田 博和、本社 京都市南区)は、株式会社京都銀行(頭取 土井 伸宏、本店 京都市下京区)と、サステナビリティ・リンク・ローンの融資契約を 本日(2022年8月31日(水))締結しましたので、下記の通りお知らせいたします。
 

1.契約の経緯と概要

   サステナビリティ・リンク・ローンとは、借り手によるESG戦略と整合した取り組み目標「サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下、「SPT」)」を定め、その達成度合いに応じて金利引き下げ等のインセンティブを設定する融資手法で、環境的・社会的に持続可能な経済活動や成長を促進することを目指すものです。

   当社は、サステナビリティ基本方針のもと、地球環境への影響や、地域・国際社会との繋がり、そしてステークホルダーである人々の安心と健康に配慮した活動を行うことが事業活動の継続と企業の成長を図るうえで重要であると認識しています。
   なかでも注力する気候変動対策につきましては、脱炭素社会実現に貢献すべく、

     ①2030年度においてScope1+2※1 のCO排出量を2020年度比42%削減
     ②2050年までに実質ゼロ(カーボンニュートラル)

を目標として掲げ、事業活動によって発生するCO削減を推進しています。今回、この実現に向けてCO排出量原単位の削減をSPTに設定したサステナビリティ・リンク・ローンに取り組んでまいります。
※1 Scope1:自社による温室効果ガスの直接排出  Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出

   なお調達した資金は、環境型開発の推進に関わる開発リソースへの積極的な資源投入、顧客ニーズの先取りやSDGs・ESG投資に適った製品の開発など サステナビリティに関わる事業活動として、2022年3月に策定した長期ビジョン「TOWA ビジョン 2032」の成長戦略における投資等に活用していく計画です。

   当社は今後も環境・社会課題の解決や持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

2.サステナビリティ・リンク・ローンの概要

  契約締結日 2022年8月31日
  融資額 1,200百万円
  融資期間 5年
  資金使途 事業資金
  SPT 2022~2025年度におけるTOWAグループのScope1+2のCO排出量原単位(売上高当たりのCO排出量)の削減
  その他 サステナビリティ・リンク・ローンとしての適合性およびSPTの合理性について株式会社格付投資情報センター(R&I)からセカンドオピニオン※2を取得しております。

    ※2 本リリース全文に添付の通り。

以上