東和半導体設備(南通)有限公司における太陽光発電設備の導入に関するお知らせ

2022年12月9日

 

   当社の中国における連結子会社である東和半導体設備(南通)有限公司にて、太陽光発電設備を導入し再生可能エネルギーの創出に取り組んでいくことにいたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
 

   TOWAグループは、東和半導体設備(南通)有限公司への太陽光発電設備の導入を決定し、2023年1月中旬完成・稼働開始の計画にて工事に着工いたしました。工場の屋根上を活用してソーラーパネルを設置し、約87.1万kWhの初年発電量を予定しております。この太陽光発電設備の導入により、当拠点で使用する年間電力の2割強をまかなうことが可能になり、CO排出量を年間約530トン※1 削減できる見込みです。
※1 IEA Emission Factors 2022のCO排出係数(614.4g-CO2/kWh)を使用して算出

太陽光発電設備完成予想図

   TOWAグループは、気候変動の原因とされる温室効果ガスの排出量削減を重要な課題と捉え、脱炭素社会実現に貢献すべく、
    ・2030年度においてScope1+2※2 のCO排出量を2020年度比42%削減
    ・2050年までに実質ゼロ(カーボンニュートラル)
を目標として掲げ、事業活動によって発生するCOの削減を推進しています。
※2 Scope1:自社による温室効果ガスの直接排出  Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出

   当社グループの生産拠点においては、今年1月に中国のTOWA半導体設備(蘇州)有限公司およびマレーシアのTOWAM Sdn.Bhd.、同3月に国内の京都東事業所で太陽光発電設備を稼働させ、再生可能エネルギーの創出と世界的な電力逼迫に対応しております。また、昨年7月より国内主要拠点(本社・工場、京都東事業所、九州事業所)で使用するすべての電力を再生可能エネルギー由来の電力に切り替えております。
   これらの取り組みにより、昨年2021年度は当社グループ全体で使用した電力の28.9%を再生可能エネルギーでまかなうことができました。2022年度は、太陽光発電設備の本格稼働と再エネ由来の電力購入の継続により、当社グループで使用する電力の約40%を再生可能エネルギー由来とすることができる見込みです。

   当社グループは、引き続き、脱炭素社会の実現に向けCO排出量削減を推進してまいります。
 

以上